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法華院 EXPRESS vol.011
2002/09/ 発行
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今回はイベントの詳細です。が、その前に法華院宛のメールは、 電話の事情で,麓に 降りた時しか見れませんので、返事が1週間 たって来たりすると思います。あしからず ご了承下さい。前回の vol.10に関するおたよりありがとうございました。
苦汁(くじゅう)登山 2001年より始めたこのイベントも迎えて第2回。今年の参加者は 上が昭和10年生まれの方からは、下は平成4年生まれの方までの49名とスタッフ4 名の合計53名のツアーとなりました。ご夫婦、ご家族、ご兄弟、山仲間、先生と生徒、
単独とバラエティに富んだ編成となりました。集合場所の長者原には8時前からぼつ ぼつと集まり始め、8時20分には、全員集合、地元の方の車6台に分乗して出発とな りました。25分ほど車にゆられてついた場所は大船林道の麓から6キロ地点の通称 「造林小屋」と言われる場所です。

諸注意とストレッチを行った後、9時5分登山開始となりました。林道を10分ほど歩き 登山道へ。黒土の滑りやすい道を40分ほど歩くとはしご場が登場。助け合いながら 登ると今度は急斜面。展望台なる場所がありますがゆっくり見る余裕はありません。
林の中を抜けると視界が開け、「コオニユリ」が出迎えてくれました。それからまた樹林 帯へ。休み休みで10時40分先頭が平冶岳本峰に到着。1座目を征服しました。 スタッフがトレーニングの為に持って行った「つけものいし」を途中置いていくハプニング がありましたが (後日回収しております)皆さんそこそこ元気です。

ところが大戸超からエスケープする という方が現れびっくり。様子をみる事になりました。
11時に出発。平治岳下りは20メートルほどザイルをはって滑りやすい所を通過。 大戸越へ。先頭がついても、最後尾は まだ山上。やっぱり下りの方が差が開きます。 少し休憩後随時北大船へ。結局全員登る事になりました。先頭が北大船を通過する頃、
最後尾はがれ場を登っておりました。それぞれ段原や北大船山頂で昼食をとり(この日 の弁当が最悪で、弁当箱は割れてるは、汁がザックに出るわ・・・)大船山へ。

13時30分山頂で記念撮影後、段原へ。全員点呼をすませて坊がつるへと降りていきま した。先頭は1時間弱で坊がつるに到着。早いペースです。意思確認後、18名が三俣の 直登ルートを目指します。子供たちは明日があるから登らないという返事。がっくり。何で も精一杯やる事が子供の特権なのに、明日の心配をするなんて。天候も下り坂で山頂付 近は雲がどんどん通過していきます。途中リタイア等もあり、三俣山頂には参加者15名 とスタッフ2名の計17名がこの日の完歩者となりました。実はこの日は地元の警察の方 が非番でスタッフ参加してくれています。すがもり付近でちょっとした作業のお手伝いをし て、18時30分全員無事に山荘にたどり着きました。

この日の完歩者には無料飲み放題の特典つきとなり、ひとりの最高が生ビール6杯。全 体で110杯が胃の中へと消えていきました。飲みながらのクイズ大会もあり、夜は更け ていきました。

二日目(10日)朝6時30分記念撮影後、立中山を目指します。一人急用で下山されまし たが、一人当日参加で、参加者は49名。立中山山頂に7時15分着。見上げると上の方 はガスってます。鉾立峠を通過し白口岳の半分くらい登る頃には、すっぽりとガスの中へ。
景色を見る事無くひたすら山頂へ。昨年はエスケープしたこの山ですが8時20分山頂 到着。6座目です。ここからはひたすらピークハンターとなります。稲星:9時10分 。中岳:9時45分。天狗ヶ城:10:20分。ここから久住に行く組と下山する組に分かれま
した。遠くは岡山から参加してますので、バスの都合があります。そして久住山頂に11時 到着。お昼ご飯となりました。この日も久住は大賑わいです。学校登山やグループ登山 、はたまた、いきおいで登ってきた人(荷物を何も持っていない)まで、そうとうな数でした。
ここからは花をみたり写真を撮ったりとゆっくりペースに。今年も扇ヶ鼻は植物の宝庫で、 「マツムシソウ」や「アオヤギソウ」が出迎えてくれました。13時10分扇ヶ鼻を後に最後の 一座沓掛山を目指します。13時55分着。記念撮影後、牧の戸峠に14時15分到着しま した。しばし休憩して、自然歩道を歩いて15時30分長者原に着きました。階段で最後の 1枚を撮って解散となりました。10分もたたないうちに雨になり、 ぎりぎりセーフといった 感じでした。今回12座全部踏破された方には「山の鉄人認定証」 を後日発送しました。
参加された方お疲れさまでした。完歩された方すごいです。来年も参加しますの声が多 かったのがうれしかったです。秋の陣も計画されてはとも言われましたが、まだまだ。 来年も8月9.10日(くじゅう)に会いましょう。山荘の渡り廊下に コンパネ1枚分の目で
見る苦汁登山を掲示しています。ご覧になって下さい。

白馬登山(姉妹提携記念登山)
今年も懲りずにまた白馬に行ってきました。今年は初日に栂池(1800メートル)まで ゴンドラで上がります。参加者11名スタッフ2名。このくらいの人数が丁度良い人数? 2日目朝7時栂池ヒュッテ出発。登山するのは9名で後は自然園を楽しみます。今回も、
白馬館から松尾さんが助っ人参加してくれました。歩き初めて30分「休憩しないんで すか」の声。そういえば少し前からみんな静かになっていました。きつい時には素直に 言いましょう。大切な事です。ここからはきつくなったら松尾さんに花の名前を尋ねるこ
とが 暗黙のルールとなりました。松尾さんも昨年花の名前を尋ねられて分からなかっ たのが 悔しかったらしく今年はそのリベンジに本を2冊持ってきておりました。雪渓を 通ったりしながら白馬乗鞍岳(2436m)に9時30分到着。ここから下って白馬大池へ。
湖の畔でサンショウウオも見かけました。白馬大池からはだらだらと登りが続きます。 雷鳥坂です。振り返ると湖面にさーとガスがかかっていきます。疲れが吹き飛ぶ綺麗 な光景でした。

12時30分小蓮華山(2769m)到着。昼食となりました。13時40分三国境。ここは 長野・富山・新潟三県の境です。そして、14時30分白馬岳(2932m)着。今回のツアー で一番高い場所です。携帯で家に電話したり記念撮影したりとその直前までの疲れが うそだったかのようにみんな動き回っていました。少し降りたところでは、ブロッケンも 見え、15時5分今夜の宿泊地、白馬山荘に到着しました。受付すまして外に出ると、 皆さんがいません。探すとスカイプラザで早速一杯やっておりました。元気、元気。 5時30分から夕食をとって夕焼けを楽しみました。この日は天気が良く、他のアルプス の名だたる山々が見れました。夜は富山の夜景も綺麗でした。驚いた事に、苦汁登山 に参加していた方がおられ、ついつい話こんでしまいました。19時30分スカイプラザに いると一人また一人と現れ、オーダーストップ関係なく、セミナーを聞きながらの宴会に なっておりました。3日目、朝5時5分山荘出発。6時40分杓子岳(2812m)。7時40分 白馬槍ヶ岳(2903m)と白馬三山を登りきり、8時弁当の朝食となりました。ここまでは
風が強くとても食べれる状況にならなかったからです。9時35分大出原着。今年はクル マユリの群落があり、みごとなお花畑でした。途中転倒したり鎖場を通ったりしながら、 10時40分鑓温泉小屋に到着しました。この間、高度計をみながら「もう少し」とか「まだ まだ」とか早く着きたいけどなかなか着けない道のりの長さを味わいました。希望者が入 浴をすませ、ここから長い長い猿倉までの下山の始まりです。雪渓で遊んだり、沢で顔 をあらったり、大自然のすごさを見せ付けられながら、15時30分猿倉着。ここで飲んだ。
1本のビールが、長かった歩きを、疲れから喜びへと変えてくれました。その晩は白馬村 の民宿「かみ」で宿泊。全員合流して大宴会。楽しい宴が続きました。4日目、8時51分 白馬駅を後にし、途中、松本で2時間ほど観光し羽田から空路、福岡に帰ってきました。
19時55分空港で解散。再開と山荘に来ることを約束してバスや電車、車で皆さん帰っ ていきました。
今回、白馬の松尾さんと前・後で連携をとりながら、ゆっくりペースで登山をする事がで きました。このコースが北アルプス入門コースとしては、ベストのような気がします。来年 は今年のような長時間の歩きではなく、同じコースで2泊プラスして実施したいと思います。
今回の参加者には、アルプスは絶対無理と言われた人や、あきらめていた人もおりまし たが、踏破しています。天候にもよるのでしょうが、そんな方がおられたら、是非来年一緒 に行きましょう。

次号では、夏の他のイベントと紅葉の話をする予定です。

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